辛い更年期を乗り切ろう！更年期障害の基本知識と対策まとめ

更年期障害とは

更年期障害の主な症状

更年期障害の症状には、個人差がありますが一般的には以下のようなものがあげられます。

• 顔のほてり、のぼせ、発汗
• イライラする
• 憂鬱な気分になる

代表的なのが、顔のほてりやイライラですよね。でも、実は憂鬱な気分になったり、ちょっと不安定な気分になったりと、精神的なつらさを抱える人が多くなっています。

更年期障害の原因

更年期障害の主な原因は、加齢による卵巣の低下やエストロゲンという女性ホルモンの分泌量の低下が原因だといわれています。このエストロゲンという女性ホルモンが減ってしまうと、自律神経がうまく働かず、全体的なホルモンバランスを乱してしまう、イライラをはじめとしたさまざまな症状を引き出してしまうことになるのです。

更年期障害が訪れる年齢

更年期障害は、大体40代後半〜50代の女性に多くみられるといわれています。ただし、最近では、ストレスなどの原因から30代女性にも更年期障害の症状に悩まされている人もいるといわれていて、意外と身近な存在となってきています。

大体は閉経する頃に発症する方が多くなっているため、閉経したら次は更年期障害が来るかもしれないという風に思っておきましょう。

更年期障害の対策法

更年期障害の対策に有効な栄養素

更年期障害の対策に有効だといわれている栄養素は、以下の通りです。

• 大豆製品

更年期障害の症状を緩和するには、ホルモンバランスを整えることが大切です。大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをするということで、更年期障害の対策に非常におすすめされています。お味噌汁や豆腐、納豆、豆乳など大豆製品を積極的に摂りいれていきましょう。

• ビタミンE

ビタミンEには、ホルモンバランスの乱れを軽減する効果が期待できるといわれています。併せて血行不良もよくしてくれる効果が期待できるといわれているので、更年期障害の症状に悩まされる年齢のころには、とてもピッタリな栄養素なのです。ビタミンEが多く含まれるかぼちゃやナッツ類も積極的に摂取するようにしましょう。

漢方薬を試す

漢方にも、更年期障害に効果が期待できるといわれているものがたくさんあります。食事による栄養素の摂取だけでは補いきれない場合、更年期障害にあった漢方を探してみましょう。今は更年期障害のための漢方薬も一般的になっており、飲みやすいものもたくさん出ているのでおすすめです。

サプリメントを飲む

紹介した栄養素以外にも、摂取すると更年期障害の症状の緩和が期待できる栄養素というのは様々にあります。そういったものをすべて食事から摂取することは難しいですが、サプリメントを利用すれば手軽に摂ることができるためおすすめです。

適度な運動をする

適度な運動も、自律神経のバランスを整える効果が期待できるため、更年期障害の対策に有効だとされています。ちょっとした運動としてウォーキングなどをしてみるのもいいでしょう。気持ちのいい汗をかくことでリフレッシュでき、ストレス解消にもなるため、一石二鳥です。

趣味に没頭する

更年期障害の出てくる年齢であると、お子様の子育てがひと段落ついたころである人も多いのではないでしょうか。辛い更年期障害の症状が出ているときに一人で家にこもっていると余計辛く感じてしまいます。

趣味を見つけ、趣味仲間などと趣味に没頭することで更年期障害による自律神経の乱れやイライラを解消する効果も期待できます。

クリニックへ行く

今ではレディースクリニックでも、更年期障害の治療を行ってくれるクリニックが増えています。主にホルモンバランスを整える処方・治療をしてくれることになりますが、一般的には血液検査などをしながら、その結果必要な薬の処方や指導をしてもらえることになります。