更年期障害で仕事を続けるのは辛い！でも諦めないで！

更年期障害で仕事を辞めたいのは当たり前

症状の出方はさまざま

更年期障害の現れ方は人それぞれです。始まる年齢も終わる年齢も、症状の種類も重さもこれが標準というものはありません。

しかし、よくあるのが身体のほてり、集中力や記憶力が悪くなる、イライラする、眠れない、疲れやすいなどです。これらは閉経前後のホルモンバランスの乱れによるものです。どの程度ホルモンバランスが乱れるのか、どのような症状が出るのかはなってみないと分からないものです。

いままで通りの仕事が難しくなることも

更年期障害の症状によってはいままで当たり前のように送っていた生活を続けるのが困難になってしまうこともあります。専業主婦ならば休みながら家事をしたり、手を抜いたりするなど、ある程度自分の裁量で調整することも可能です。身体がほてってしまっても、家の中ならばある程度だらしのない服装でも問題ありません。

しかし、仕事を持っている場合、そういうわけにもいかない場合が多いです。理想は、更年期障害で調子が悪い日はゆっくりと休んだり、仕事を減らしたりすることですが、実際にはなかなか難しいものです。

集中力が続かず、ミスを連発してしまったり、身体がほてってしまってもそう簡単に服を脱ぐわけにはいかかなかったり、そして、ますます集中力がそがれてしまいます。

仕事を辞めたいと考えることも

更年期障害のせいで仕事に集中できなかったり、今まで通りに働けなかったりすると、仕事を辞めたいと考える人も少なくありません。体調が悪い時に仕事を辞めたいと考えるのは人として当たり前のことです。

しかし、できれば辞めずに続けていくことをおすすめします。更年期障害になるような年齢で仕事を一度辞めてしまうとまた新たに仕事を見つけることはとても大変です。

そして、更年期障害には終わりがきます。一生続くものではありません。あきらめずに、適切な対策をとることで仕事を辞めずに乗り越えることができるかもしれません。

更年期障害でも仕事を続けるための対策

サプリでホルモンバランスを整える

更年期障害を引き起こすホルモンバランスはサプリである程度対策をとることができます。分泌が減ってしまうホルモンに変わる栄養をサプリで効率よく摂ることで体調を整えます。

更年期障害のサプリは何種類もありますが、いずれも、目安量を守り、最低30日間は続けてみてから自分に合うかどうかを判断しましょう。たくさん飲んでも即効性が出るわけではありません。

心に余裕を持つ

更年期障害のせいで思うような仕事ができないと焦ってしまいますが、そのストレス自体がさらなるホルモンバランスの乱れを招き、更年期障害の症状を悪化させてしまうことがあります。

心に余裕を持つようにしましょう。できるだけ休養を取り、質の良い食事を摂り、趣味を楽しみ、そして出来れば相談相手を作るようにしましょう。同じ悩みを持つ人の手記をネットなどで読むと励まされたり、参考になったりすることもあります。

更年期障害の症状が重ければ病院へ

サプリを飲んでもあまり効果が感じられない場合や、仕事はもちろんのこと、日常生活にも大きな支障が出る程症状が重い場合は病院に行きましょう。

更年期障害専門の窓口がある病院もありますが、そうでなくても婦人科や産婦人科で相談に乗ってくれます。ホルモン補充療法や薬物治療などを受けることで、症状が緩和されることが多いです。

受診の際にはどのような症状が出ているのか、どのようなサプリを飲んでどのような効果があったのか、なかったのかなどについて伝えるとスムーズな診察と治療に繋がります。また、更年期障害ではなく、別の病気が隠れていることもあります。